令和4年度〜5年度 博物館運営評価委員 (50音順、かっこ内は分野)

運営評価委員 (任期: 令和4年6月22日から令和6年3月31日まで)

大東 智  委員 (学校教育関係者)

鬼丸 和幸 委員 (博物館関係者)

中山 芳子 委員 (地元有識者)

 令和5年2月 博物館運営評価委員の意見

・リピーターが少ないので、展示物が入れ替わった時にHPなどで広報をすることで、利用者増につながるのではないかと感じた。

・利用者からの意見も音声ガイドやスマートフォンといった物の感想が多いというのは、お客さんもそういうものを求めて来ているのかなと感じた。

・リピート率を増やすには観光客だけではなく、網走市や近隣市町村の方が来ていただくような何かがあれば良いのかなと感じた。利用者からの意見で現代のイヌイトの暮らしぶりとかという意見も出てきていたが、古い北方民族の人たちの暮らしぶりは充実して良く分かったと思うが、今のくらしや将来どのような暮らしになるのかという展示があれば良い気がした。

 令和4年6月 博物館運営評価委員の意見

・ここの常設展示というのは、ピカイチの資料をあれだけ間近に見せてもらえて、他にはそんなに無いと思ってる。すごい貴重な資料をあんなに身近な形で見られるというのは、ここの博物館の魅力だし、ここの売りだと常々思っている。

・ここの博物館のテーマが北方民族という、ある意味では一般の人が取りつきにくいような面もあるのかなと思う。

・博物館という所に対しての子供たちのイメージが、なにか堅苦しいところというのがあるので、宝探しみたいなイベントで博物館のあちこちに何かがあって、集めると1つの絵が出てくるとか、そんなもよおしで子供たちがここに来るようなことをしていけたら良いのかなと思う。

・改めてここの資料というのは、本当に全国でもここでしか、この形で見られないというようなユニークなものばかりで、この点に関して言えることは何も無い。ここでしか見られないものだと、地元というかオホーツクの人間として張り切って言える。

・ここに来るまでのツール作りというのも、今までも丁寧に作られてるのは重々承知しているが、まだ伸びしろがあるのではないかと思う。

 令和2年度〜3年度 博物館運営評価委員 (50音順、かっこ内は分野)

運営評価委員 (任期:令和2年10月16日〜令和4年3月31日)

坂田 敬子 委員 (学校教育関係者)

澤田 憲伸 委員 (学校教育関係者)

四ツ倉 恭子 委員 (地元有識者)

松田 功 委員 (地元有識者)

 令和4年3月 博物館運営評価委員の意見

・少数民族の現状を知ることができる機会を作ることを考えても良いと思う。

・課題を一個一個改善していくのがここの良いところ。 職員の対応が素晴らしいだとか清潔感があるだとかというアンケートの意見につながっていると思う。

・全国へのアピールとしてSNSを活用し、ファンになってくれた方がいつか訪れたいと思ってくれればいいと思う。

・コロナ禍の状況の中で地道に決められた企画展などをやられていて、対策も充分やられており、道立の 博物館としては非常に立派だなと思った。

・HPをリニューアルする際に、文字列だけではなく写真やイラストなどがあると見やすくなると思う。

・将来ここに来たいと思ってもらえる方のすそ野を広げるためにオンライン講座は今後も活用すべきものだと思う。

 令和3年8月 博物館運営評価委員の意見

・児童たちが博物館から学校に帰った後もう一度調べたいと思った時にHPが調べやすいと思いながら見てた。

・データベースでIIIFという新規格にして、他の美術館、博物館と比較出来るようにと考えてくれていて、学校にとっても学びがいがある。

・IIIFが形になると色んな意味で比較が出来るし、世界中とつながれるので画期的な事だと思う。

・特別展の解説をしてもらいながら見ると背景が分かってすごく良かった。コロナが収まって、ガイドが充実すると展示物の良さなどが分かって貰えると思った。

・アンケートにオホーツク文化をもっと知りたかったという意見があるが、モヨロ貝塚もあるから、展示スぺースを広げるというよりも、モヨロ貝塚の展示でやっていないようなオホーツク民族といわれる人と北方民族とのつながりみたいなものを最新のデータなどを使って展示をしても面白いかもしれない。

・世界の先住民族料理というのは私も惹かれる。食に関することは興味があるし、面白そう。実現可能か分からないが、展示で取扱っている先住民族のエリアの缶詰があったら買うと思う。珍しいものだったらラベルの写真を撮ってSNSに上げるので、そういうのがあったら嬉しい。こういう施設でないと食べられないもの、手に入らないものがあると嬉しい。インスタント麺とかでもあったら面白いと思う。

 令和3年3月 博物館運営評価委員の意見

・Wi-Fiであるとか、携帯電話の電波の改修工事であるとかしっかり対応されていてすごいと思う。

・スマホ等で音声ガイドを聞くときにはやっぱりイヤホンがあるとよいと思う。

・紋別の流氷公園にアイスクリームの自販機や紙コップの自販機が休憩するところにあるが、そういうのはどうだろうか。経費等の兼ね合いがあると思うのでいまのホットコーヒーのような工夫は良いと思う。

・若い方hSNSなどを見て来ていると思っていたが、アンケートで意外と少なくて驚いた。

 令和2年10月 博物館運営評価委員の意見

・昨年度の事業は多く、今年度もコロナの影響のある中で頑張っているなという印象がある。

・隣町に住んでいるが、博物館の情報がはいってこない。同僚もかなり住んでいるので、情報を流した方がよい。

・ミュージアムスクールで事前学習として学校で展示物の説明や北方民族の説明をしてもらって、実際に博物館にきてという二段構えの学習だと、子供たちの集中力が違うと思う。

・ガイドブックだけではなく、インターネットやSNSでの情報発信も大事かなと思った。

・個人的にとても好きな博物館で、家族や友人に勧めたり、一緒に博物館に来る機会があり、居心地がよく綺麗で、自信をもって外から来た人にお勧めできる博物館だと昔から思っていた。

・博物館の公式サイトを拝見したが古くなっているというのが第一印象。博物館について調べたいと思ったときに、調べたいと思っている情報が載っているボタンがどれなのか分かりづらかったり、開いたページの情報が思っていた情報と違っていたりということがあった。SNSまでの導線が分かりづらかったりというのもあった。展示物も美しいものが多いので、そういった物を出して、写真を多く使ったサイトにリニューアルすることを検討したら良いと思う。

・強みが沢山ある博物館なので利用者にサイトで魅力を伝えられたら良いのかなと思う。

 

 平成30年度〜31年度 博物館運営評価委員 (50音順、かっこ内は分野)

運営評価委員 (任期:平成30年6月1日〜平成32年3月31日)

佐々木 美惠 委員 (観光関連関係者)

渋谷 高広 委員 (地元有識者)

新谷 靜代 委員 (地元有識者)

畠山 稔 委員 (学校教育関係者) 

 

 令和2年3月 博物館運営評価委員の意見

・常設展の音声ガイドがわかりやすくて良かった。革のケースがおしゃれでワクワク感が増した。

・常設展示では北方の諸民族文化を対象とし、テーマごとに構成されているのが良いと思いますが、やはりオホーツク文化のコーナーも必見ですので今後とも充実・継続を望みます。

・いつの日か展示物や資料を手に取って、重さや質感あるいはにおいなどまじまじと見ることができる特別展があったらいいなと思ってます。

【当館の教育普及事業について】

・毎年ミュージアムスクールに本校の児童が参加させていただいていますが無理なく児童が博物館に親しめる内容でとても良いと思います。

・年間を通じて数多くの普及事業が実施されている事は大変すばらしいといつも思っています。

・10月に開催されたシンポジウムは、とてもボリュームがあり興味津々で拝聴しました。

【当館のイベントについて】

・ロビーコンサートは児童・生徒達の知っている曲がもっとあると親子連れでの来場が増えるのではないかと思いました。

・当館の利用促進を図るための広報や情報発信について市内の広報等いろんな形で発信がされており情報が得やすいと思います。

・充実した公式サイトもありますが、SNSでの発信や他サイトでの口コミ、評価などの分析をして情報発信に活かせないでしょうか。

【当館の施設、設備、環境整備について】

・夏は花や芝生が美しく、手入れが行き届いていると感じます。

・施設内外ともにいつもきれいに環境整備されている事を感じています。ショップの商品入れ替えが行われているので立ち寄るのも楽しみの一つです。

・当館職員の利用者に対する接遇マナーについて大変良いといつも感じています。「じゃらん」の口コミサイトにもスタッフがとても親切丁寧で・・・とか、思い切って展示解説の希望をしたら快く引き受けてくれて大変感謝・・・など好印象の評価が載っていました。

【その他】

・展示物だけであれば市内の方がリピーターとして来るのは難しいと思います。様々な普及事業やイベントがそういう意味では大事かなと感じました。実際そこが充実しているとも思います。

・観覧者の多くが市外の方(観光の方)だということからすると、そういった方へのPR方法や、おもてなしが大事になるのではと思いました。

・公式サイト(ホームページ)もすばらしく利用案内情報からショップ、通販方法までわかりやすくページ作成されています。

 

 平成31年2月 博物館運営評価委員の意見

・ 解説付きで観覧するのは理解しやすくてよいと思う。

・ いつ来ても博物館の雰囲気もよい。

・ アンケートの結果を見ても満足度が高かった。

・ 音声ガイドは非常に良いなと思った。

・ 解説を聞くととても楽しくて、本州からお客様が来るたびに解説をお願いしているが、すごく好評で皆から楽しかったという感想をいただく

・各学校に出前講座をしているのを初めて知った。興味を持った子どもさん達が親に話して、親と一緒に来るというシチュエーションを作っているという事は、他のところでやている事かどうかわからないが、とても良い事だと思う。

・仕事柄アンケートをお願いすることがあるが、片面のアンケートでも反応が良くないので、両面のアンケートでたくさんのアンケートをとれるのは、お願いの仕方が上手なんだなと思って感心した。

・教職員の方々の研修会で一緒に来たときに、特別展を拝見したが素晴らしい展示で、先生方のアンケートでも大変好評だった。

・講座のタイトルが堅いように感じた。このタイトルだけでは、委員でなかったら参加しなかったと思う。時間があるので参加しようと思って、たまたま参加したらすごく話が面白かった。来ているお客様はほとんど男性の方で、年齢層も高く、女性の方はほとんどいなかったように思う。もしタイトルが違っていれば、女性がもっと参加したかもしれない。

 平成28年度〜29年度 博物館運営評価委員 (50音順、かっこ内は分野)

 

運営評価委員(任期:平成28年6月10日〜平成30年3月31日)

伊藤 暢子 委員 (家庭教育関係者)

稲川喜代子 委員 (利用者) 

佐藤 拓也 委員 (学校教育関係者)

松岡 勝利 委員 (地元有識者)

三村 文弥 委員 (学校教育関係者)

 

 平成30年2月 博物館運営評価委員会の意見

 

外国人にはSNSでの情報発信が有効だと思う。

展示室内に気軽に座れるコーナーがあると高齢者には良いと思う。
高齢になると壁の説明パネルの文字が小さいので、大きな文字にして、要約した形で表示して、もう少し詳しい説明は紙を用意して頂けると良いと思う。

ゴールデンカムイとタイアップは面白いと思う。

いつも感心するのはプロフェッショナルな施設だとと思う。講座もそう思う。あとはそれを広げると来館者も増えてくると思う。

博物館の事業については非常に充実していて、本当に興味深く、素晴らしいものだなと思う。是非、たくさんの人に見てもらえれば博物館としても喜ばしいことだし、網走市の市民としてもそうなってほしいと思う。

ホームページや観光関連のパンフレットなどでどんな展示をされているのかというのが、一目でわかるような工夫があっても良いと思う。

隣の町に行ったことでかわら版を目にすることが無くなってしまった。予算の問題とかもあると思うが、宣伝できれば多くの効果はあるのかなと思う。

この博物館は出来てから結構な年数が経っているのにずっと清潔で格好いいなと思う。雰囲気がすごく良くて、来ると心地良いという気持ちにすごくなる。

博物館として常に明るくて、知的な拠点というのと、家族と楽しめる空間の二つの柱があると良いと思う。その点では北方民族博物館はバランスがとれていると思う。

冬のイベントでのスノーシュー体験やトナカイソリ体験など楽しかったので、更に充実して継続してもらえれば良いなと思う。

図書コーナーに民衆史などがあるとすごく魅力が増すかなと思う。

小・中・高の子供達に、北方民族の文化を学ぶ機会をもっと多くしていただけたら良いと思う。もう少し学校側に強く要請して子供たちの利用を増やしていただけたらなと思う。

この2年間評価委員をさせていただいて一番感じたのは、数多くあるイベントで1人でも多くの来館者を願って努力されている職員の皆さんに感心させられた。私自身もこの北方民族の歴史に触れることが出来たと事をありがたく思っている。

息子の周りでも博物館で開催するイベントに参加する子たちが年々増えているなと、息子の周りから聞こえてくる声で実感している。

カラーで作成している「半年ごとのもよおし」は、目に触れる機会があれば行ってみようかなと思うし、触れなければ分からないので、行くチャンスを失う。同じ市民でもそうだと思う。いかにそういう機会を市民に与えられるかだと思うので、金銭的な問題があると思うので簡単ではないが、市民に配布出来たら良いと思う。

 

 平成29年2月 博物館運営評価委員会の意見

毎年素晴らしい事業をされていて、ぜひ市民に参加してもらったらよいと思う。

ワークシートなどの子ども向けの取組もされているが、もう少し工夫があると来やすくなると思う。

外国人向けの音声ガイドがあるのだから、子ども向けのガイドがあっても良いと思う。

気軽に寄りたいという人も短時間で楽しめるような工夫があれば良いと思う。

開館記念感謝DAYに小さいお子さんたちが大勢来るのが和やかで良いと思う。

ミュージアムショップの充実があれば良いと思う。

常設展の説明が難しいので、疑問が湧いたときにその場で解決できるようになっていると良いと思う。

解説を聞いている時に質問をして回答を得られるような案内の仕方が出来れば満足して帰れると思う。

解説の文字が小さい。

学習の場や、サークル活動の集まりなどで若い人が集まれば北方民族博物館の発展や、呼び込みの助けになると思う。

リピータは近隣に住んでいる人じゃないと難しいと思うので、特別展の魅力も大切と思う。

ロビーコンサートは、子ども達になじみのある曲、知っている曲があると来る子どもが増えるのではないかと思う。

 

 

 

 平成26年度〜27年度 博物館運営評価委員 (50音順、かっこ内は分野)

運営評価委員(任期:平成26年6月10日〜平成28年3月31日)

近藤 憲久委員(地元有識者)

鈴木 映子委員(学校教育) 

太田 稔委員 (学校教育)

森本 久美子委員(家庭教育)

吉村 学委員(社会教育)

 平成26年度〜27年度の運営評価委員から見た博物館の評価と課題について

・個人的には抜群に良い施設だと思うが、課題は利用者数だと思う。

・展示を専門家レベルではなく少しレベルを落として観てもらうというのが課題だと思う。

・評価的にはすごく頑張っていると感じた。

・学芸員を中心としてその専門知識とネットワークを活かした素晴らしい展示・企画が行われていると思う。

・常設展示でも常に入館者目線を意識して職員の方が取り組まれていることを感じる。

・今後も取り組みに関しての評価を確実に行いながら、事業を進めていただくことを期待している。

 平成27年度にいただいた主な意見

・オホーツク流氷館と絡めて利用してもらうことはできないのか。

・軽食コーナーなどを作ってはどうか。

・網走市内から車で来る際に、案内が少なく分かりにくい。

・もっと大々的に広報した方が良いと思う。

・かわら版などの広報は興味のある人見るが、興味の無い人だと気付かないと思う。

・展示が難しいのかなと思う。だから、地元の人が来ないのではないか。

・仕方ないことではあるが、流氷館などの施設がばらばらで来づらいというのもある。

・大人の参加する機会を創出することで、参加した大人が子どもへ伝える相互学習が生まれ、友の会やボランティアなどの人材育成につながるのではないか。

・展示されている道具を実際に使った講座があると面白いのではないか

 平成26年度にいただいた主な意見

・網走に来る前に北見にいたがこの施設があることを知らなかったし、周りの方も知らなかった。利用したこともなかった。

・広報があまり目にはいっていない気がする。

・シンポジウムの参加者が少ない。網走以外で開催することなどを考えてもよいのではないか。

・教育関係、東京農業大学、他施設との連携を考えられないか。

・常設展示の展示替えを楽しみにしているという人がいる。ぜひ継続してほしい。

・高校で大学の先生を呼んで集中講義をやってもらうという大学出前講座を実施している。そういったものに学芸員が来てくれればと思う。

・講座・講習会に限定した一覧があるとよい。生徒にも紹介しやすい。

 

北海道立北方民族博物館 〒093-0042 北海道網走市字潮見309-1 電話0152-45-3888 FAX0152-45-3889
Hokkaido Museum of Northern Peoples   309-1 Shiomi, Abashiri, Hokkaido 093-0042 JAPAN FAX+81-152-45-3889