平成19年度(2007)

 「国際博物館の日」記念事業 北海道開拓記念館2007移動博物館・北海道立北方民族博物館企画展 カナディアン・ロッキーと大平原のくに −アルバータにいきづく多文化−

【会 期】 平成19年4月28日(土)〜6月26日(火)

【会 場】 北方民族博物館特別展示室

【主 催】 北海道立北方民族博物館、北海道開拓記念館

【内 容】1980年にアルバータ州と北海道の間で姉妹提携の調印が行われて以来、両地域の間では学術、文化、スポーツ面などでの幅広い交流が行われています。ロイヤル・アルバータ博物館と北海道開拓記念館をはじめアルバータ州と道内博物館の間でも学芸員や展示会の交流が活発に繰り広げられてきました。それらの成果をもとに北海道とも共通点の多いカナダ・大平原の自然、歴史、文化を紹介します。

展示構成 1.カナダのイメージ〜自然と産業〜 2.アルバータの地質と恐竜 3.先住民族の歴史〜毛皮交易と工芸〜 4.移民の暮らし 5.現代にいきづく多文化〜ダンスとフェスティバル

【観覧料】 無料

主担当 齋藤玲子(学芸グループ)

 第22回特別展 環北太平洋の文化II 世界で一番ダイナミックな海 ベーリング海に生きる人びと 舞台は極北のベーリング海 自然も文化も歴史もひとめぐり チュクチもエスキモーもアリュートも 日本人も大活躍

【会 期】 平成19年7月14日(土)〜10月8日(月)

【会 場】 北方民族博物館特別展示室

【主 催】 北海道立北方民族博物館

【観覧料】 一般450(400)円 高校生・大学生150(120)円 小中学生・中学生無料 ※かっこ内は10名以上の団体料金。常設展示とのセット割引があります。

【内 容】 古くから人や物がダイナミックに行き交ったベーリング海地域。その自然とここに暮らしてきた民族の文化について紹介します。

 第22回特別展詳細 リーフレットpdf

主担当 笹倉いる美(学芸グループ)

 ロビー展 サハ共和国の自然と文化

【会 期】 平成19年10月19日(金)〜12月16日(日)

【会 場】 北方民族博物館ロビー

【主 催】 北海道立北方民族博物館

【協 力】 国立ヤクーツク北方民族歴史・文化博物館、株式会社サハダイヤモンド

【内 容】 2005年に学術交流協定を結んだ国立ヤクーツク北方民族歴史・文化博物館協力のもと、サハ共和国の自然と文化を紹介します。

【観覧料】 無料

主担当 角達之助(学芸グループ)

 

オホーツクブルー展

【会 期】 平成20年1月10日(木)〜1月17日(木)

【会 場】 北方民族博物館特別展示室

【主 催】 北海道網走支庁、北海道立北方民族博物館

【内 容】オホーツクの素晴らしさをたくさんの人達に知ってもらいたいという、オホーツク地域のエリア・アイデンティティーの取り組みの一環として、このたび「オホーツクブルー」と「ロゴマーク」が選定されました。これを機に、さらにオホーツク地域を広く紹介するために、「オホーツクブルー展」を、網走支庁との共催で開催します。

展覧会では6月に決定された「オホーツクブルー」の他、それを決めるベースとなった10色のストーリーブルーも展示します。10色のベースとなったブルーは、オホーツク・シンボル委員会の各委員が、歴史、文化、芸術的な視点などから検討を重ね持ち寄った色と平成19年3月に一般公募した「あなたが思い描くオホーツクブルー」を基に作成したものです。これまでの取り組みの状況や委員の紹介、一般公募したオホーツクブルー作品なども展示します。

4月に名前が決定したキャラクター「つくつくオホーツクん」や11月に決定したロゴマーク等、オホーツクのシンボルについて紹介するとともに、つくつくオホーツクんの生みの親である津別町在住のアーティスト、大西重成さんの作品を展示するコーナーも設けます。

【観覧料】 無料

【プレゼント】1月12日(土)、1月13日(土)の両日、それぞれ先着50名の小学生以下のみなさんに「つくつくオホーツクん」印のポテトチップスを配布します。※終了しました

 企画展 森の人 ウデヘ −ウスリー・タイガに暮らす

【会 期】 平成20年2月2日(土)〜3月23日(日)

【会 場】 北方民族博物館特別展示室

【主 催】 北海道立北方民族博物館

【特別協力】 財団法人北海道北方博物館交流協会

【内 容】ロシアの沿海地方には、今もトラやヒョウが生息する、広大な原生林「ウスリー・タイガ」が残されています。先住民族ウデヘの人びとは、この森でシカやイノシシを、川ではサケを捕りながら暮らしてきました。
  ロシア人将校アルセーニエフは、今から百年ほど前に沿海地方を探検し、「デルス・ウザーラ」を記しました。これを画家G.D.パブリーシンが絵本によみがえらせました。今回の企画展ではこの絵本の原画(水彩画)と、当館所蔵のウデヘの民族資料により、ウデヘの伝統的な狩猟文化を紹介します。

【観覧料】 無料

主担当 中田篤(学芸グループ)

【関連事業】 講演会は講堂、展示解説会・読み聞かせは特別展示室で行います。解説会以外の参加を希望される方は電話0152-45-3888でお申し込みください。解説会は当日会場へ直接お越しください。

講演会「ロシア・沿海地方の森と人びと」 平成20年2月2日[土] 午後1時30分から3時30分

講師:津曲敏郎氏(北海道大学大学院教授)、A.カンチュガ氏(ウデヘ文化伝承者)、
   野口栄一郎氏(国際環境NGO FoE Japan ディレクター)

内容:ロシア・沿海地方の先住民ウデヘの文化、アムールトラも生息する貴重な森林環境の現状や環境保護活動について、現地のスライドを交えて報告します。

『ビキン川のほとりで−沿海州ウデヘ人の少年時代』(北海道大学図書刊行会)の著者、A.カンチュガ氏も来日の予定です。

展示解説会 平成20年2月3日[日] 1回目:午後1時30分から2時、2回目:午後3時30分から4時

案内:中田篤(当館学芸員) 

内容:展示資料や先住民ウデヘの文化について、実際の展示を御覧いただきながら解説します。

大人も楽しむ読み聞かせ 絵本『森の人 デルス・ウザラー』を読む
  平成20年2月17日[日]   1回目:午前11時から12時、2回目:午後2時から3時

読み聞かせ:朗読ボランティア 声の図書館そよかぜ

内容:展示資料でもある絵本『森の人 デルス・ウザラー』(群像社)の読み聞かせをおこない、ロシア・沿海地方の自然や先住民の生活に親しんでいただきます。

大人も楽しむ読み聞かせ 絵本『森の人 デルス・ウザラー』を読む
  平成20年3月15日[土]   1回目:午前11時から12時、2回目:午後2時から3時

読み聞かせ:朗読ボランティア 声の図書館そよかぜ

内容:展示資料でもある絵本『森の人 デルス・ウザラー』(群像社)の読み聞かせをおこない、ロシア・沿海地方の自然や先住民の生活に親しんでいただきます。

沿海地方の森と動物たち 平成20年3月16日[日]   午後1時30分から3時30分

講師:あべ弘士氏(絵本作家)

ロシア・沿海地方の森林やそこに暮らす動物たちについて、現地を訪れた経験をもつ絵本作家が紹介します。

 

 

北海道立北方民族博物館 〒093-0042 北海道網走市字潮見309-1 電話0152-45-3888 FAX0152-45-3889
Hokkaido Museum of Northern Peoples   309-1 Shiomi, Abashiri, Hokkaido 093-0042 JAPAN FAX+81-152-45-3889