カムチャツカ直伝・サケ餃子の作り方 渡部裕 (初出/友の会ニュースNo.73 2009.12.21)
ロシア語でペリメニという水餃子は、今ではごくありふれた家庭料理の一つといってよいでしょう。かつてペリメニはごちそうの部類に入る料理とみなされ、とくにシベリアでは正月を祝う料理のひとつでした。ペリメニを一度にたくさん作って冷凍する習慣はこうした正月料理であったことと無縁ではないと思われます。ペリメニの具材は牛肉や豚肉、マトンなどの挽肉とタマネギのみじん切りなどを混ぜたものが多いようですが、他の具材も使われています。 ソ連時代、カムチャツカでは、肉といえばトナカイ肉のことを指していましたので、トナカイ肉の挽肉を使うことも多かったと聞いています。 今回、紹介するペリメニはカムチャツカでよく作られているサケの挽肉を使ったものです。 (具材の作り方:サケ1尾分あたりの分量/約10人分)
(生地づくり)
(皮づくり)
(ペリメニの仕上げ)
(ゆで方)
(食べ方)
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