平成3年度（1991）

　第2回特別展 シベリアのトナカイ遊牧民 ネネツ展

【会　期】　平成3年7月21日（日）〜8月24日（土）

【会　場】　北方民族博物館特別展示室

【主　催】　北海道立北方民族博物館

【内　容】　ネネツは西シベリアのツンドラ地帯に住む民族で、大規模なトナカイ飼育をおこなっています。この特別展では、野外民族博物館リトルワールドと旧ソ連科学アカデミー民族学研究所が共同調査の一環として1986年以降に収集したものを展示しました。また、トナカイ飼育文化の比較のため、ネネツが住んでいる地域の西側にあたるスカンジナビア半島に暮らすサミの資料も併せて展示しました。

【協　力】　野外民族博物館リトルワールド

展示担当　佐々木亨・青柳文吉

 

 

　第3回特別展　アイヌ文化にみる猟と漁

【会　期】　平成4年2月8日（土）〜3月15日（日）

【会　場】　北方民族博物館特別展示室

【主　催】　北海道立北方民族博物館　

【内　容】　アイヌは北海道・サハリン・千島にくらし、狩猟、漁労や採集によって生活していた民族です。この特別展では、とくに北海道アイヌの生業活動のなかでも、主要な部分を占める狩猟・漁労に焦点をあてました。道内各地の博物館等の施設に収蔵されているものを中心に、民族資料・考古資料のほか、幕末から明治初期にかけてアイヌの風俗を描いた絵画や写真パネルも展示しました。

リーフレットpdf

【協　力】　網走市立郷土博物館、小清水町教育委員会、財団法人アイヌ民族博物館、財団法人北海道埋蔵文化財センター、市立函館博物館、函館市北方民族資料館・石川啄木資料館

展示担当　青柳文吉・笹倉いる美