平成9年度(1997)
第12回特別展 樺太1905-45 −日本領時代の少数民族−
【会 期】 平成9年7月19日(土)〜9月28日(日)
【会 場】 北方民族博物館特別展示室
【主 催】 北海道立北方民族博物館
【内 容】 ポーツマス条約の締結から第二次世界大戦で敗戦するまで、サハリンの北緯50度以南は日本領で樺太と呼ばれました。当時、樺太には古くからの住民であるアイヌ、ウイルタ、ニブフ以外に、ウリチ、エベンキ、サハといった少数民族が生活していました。この特別展では、日本人によって収集された民族資料や当時を記録した写真資料などをとおして、日本領時代の少数民族の生活を紹介しました。
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【協 力】 旭川市博物館、網走市立美術館、木村捷司記念室、市立函館博物館、資料館ジャッカ・ドフニ、函館市北方民族資料館、北海道大学農学部博物館、寺田 弘氏
展示担当 青柳文吉・中田篤
企画展 グリーンランド 〜地球のてっぺんの大きな島〜
【会 期】 平成10年2月3日(火)〜3月22日(日)
【会 場】 北方民族博物館特別展示室
【主 催】 北海道立北方民族博物館
【内 容】 北極点に近い世界最大の島・グリーンランドは、そのほとんどが氷に覆われていますが、古くは約4,000年前に人間が住みつき、エスキモー文化の形成を考えるうえで重要な地です。デンマーク領の内政自治区となっている現在まで、言語をはじめとするさまざまな文化要素を受け継いできた人びとのくらしと、自然環境について紹介しました。
【協 力】 スチュアート ヘンリ氏、鬼丸和幸氏、スカンジナビア政府観光局
展示担当 齋藤玲子・中田篤
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