平成14年度(2002)
第17回特別展 狩る −北の地に獣を追え−
【会 期】 平成14年7月19日(金)〜9月26日(木)
【会 場】 北方民族博物館特別展示室
【主 催】 北海道立北方民族博物館
【内 容】 狩猟は漁労や採集とともに人類の最も基本的な生業であり、現在でも世界各地の諸民族の間で行われています。狩猟民は自らが生きのびるために、貴重な生活資源として動物を利用するとともに、狩猟に伴う儀礼やタブーも持ち合わせており、自然界に対する畏敬の念を強く持っています。本特別展では、日本とロシアを中心に、発達した狩猟社会の資源利用や技術、信仰のあり方を紹介しました。
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【協 力】 国立民族学博物館、碧祥寺博物館、資料館ジャッカ・ドフニ、市立函館博物館、佐々木史郎氏、田口洋美氏
展示担当 角達之助・渡部裕
写真展 渡鴉のアーチ
【会 期】 平成14年11月1日(金)〜11月14日(日)
【会 場】 北方民族博物館特別展示室
【主 催】 北海道立北方民族博物館
【協 力】 「渡鴉のアーチ」シンポジウム実行委員会、北海道大学総合博物館、星野道夫事務所、星野直子氏、アメリカ自然史博物館バーバラ・マゼイ氏
【内 容】 北太平洋沿岸地域は、1万数千年前に人類がアジアから北アメリカへ移動した経路にあたり両大陸間の文化的接点となってきた地域であり、ワタリガラス神話に象徴される文化的共通性が認められる地域です。こうした地域で100年前に撮影された写真と近年撮影された写真により、時を隔てたこの地域の人と自然を紹介しました。
展示担当 渡部裕・齋藤玲子・角達之助
企画展 毛皮 −身をまもる技と心−
【会 期】 平成15年2月4日(火)〜3月23日(日)
【会 場】 北方民族博物館特別展示室
【主 催】 北海道立北方民族博物館
【内 容】 寒冷な北方地域で生活するためには、動物の皮は不可欠です。毛皮の衣類は物理的に身体を保護するだけではなく、装飾などによって悪霊を払い、自らの社会的地位を示す機能ももちます。本展では、北方の先住民および北海道の住民が毛皮をどのように利用してきたのか、その技術や精神的な意味について紹介しました。また、17〜19世紀のヨーロッパや中国を中心とする毛皮需要や現代の毛皮事情についても触れるものとしました。
【協 力】 斜里町立知床博物館、端野町立歴史民俗資料館、北網圏北見文化センター、北海道大学北方生物圏フィールド科学センター植物園、(有)アトリエどら猫、(株)遠軽毛皮、原ひろこ氏、寺田弘氏、近藤敬治氏、井上敏昭氏、スチュアート・ヘンリ氏、竹之内一昭氏
展示担当 齋藤玲子・中田篤
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