平成15年度(2003)

 ロビー展 ミュージアムコレクション モンゴルの生活と馬具

【会 期】 平成15年4月26日(土)〜5月18日(日)

【会 場】 北方民族博物館ロビー

【主 催】 北海道立北方民族博物館

【協 力】 石井智美氏(光塩学園女子短期大学)、西村幹也氏(モンゴル情報紙「しゃがぁ」)

【内 容】 当館が収集したモンゴルの民族資料から、馬具を中心とした日常生活用具を展示し、生活風景の写真などと合わせてモンゴル草原地域に暮らす人びとと馬との関わりの一端を紹介します。

展示担当 中田篤

 第18回特別展 先住民社会と水産資源 −サケ・海獣・ナマコ−

【会 期】 平成15年7月19日(金)〜9月26日(木)

【会 場】 北方民族博物館特別展示室

【主 催】 北海道立北方民族博物館、国立民族学博物館

【内 容】 先住民社会における水産資源のあり方に関して自家用的利用から商業的利用にいたる変化と歴史について太平洋沿岸および北米極北地域を対象に紹介します。具体的にはサケ類や海獣類をめぐる北方の伝統的な水産資源の利用のあり方について、また、海獣類については18世紀以降の毛皮交易と欧米による捕鯨の影響、さらにサケの商業的漁業と缶詰加工の進展にともなう影響について紹介します。いっぽう、ナマコに代表される対中国交易品として利用された水産資源についても対比的に紹介します。

【協 力】 赤嶺淳氏(名古屋市立大学)、大島稔氏(小樽商科大学)、大塚和義氏(国立民族学博物館)、岸上伸啓氏(国立民族学博物館)

展示担当 渡部裕・中田篤

 ロビー展 発掘速報展

【会 期】 平成15年10月4日(土)〜10月19日(日)

【会 場】 北方民族博物館ロビー

【主 催】 北海道立北方民族博物館

【内 容】 平成7年度から平成9年度まで、および平成15年度に行った能取半島周辺での発掘調査、測量調査の成果を紹介します。

展示担当 角達之助

 企画展 セドナの箱〜オーロラの下のシャマンと民話の世界から〜

【会 期】 平成16年2月7日(土)〜3月28日(日)

【会 場】 北方民族博物館特別展示室

【主 催】 北海道立北方民族博物館

【内 容】 「セドナの箱」は当館友の会季刊誌Arctic Circle(アークティック・サークル)に連載された大林太良初代館長のエッセイタイトルです。Arctic Circle発行50号を記念し、このエッセイを道標にしながら、北に暮らす人びとの独特な精神世界を紹介します。

【協 力】 資料館ジャッカ・ドフニ、津曲敏郎氏、呉人惠氏、渡辺己氏、斎藤君子氏、宮岡伯人氏、風間伸次郎氏、かりん舎、小林重予氏、文部科学省科学研究費補助金特定領域研究「環太平洋の〈消滅に瀕した言語。〉にかんする緊急調査研究」

展示担当 笹倉いる美・角達之助

北海道立北方民族博物館 〒093-0042 北海道網走市字潮見309-1 電話0152-45-3888 FAX0152-45-3889
Hokkaido Museum of Northern Peoples   309-1 Shiomi, Abashiri, Hokkaido 093-0042 JAPAN FAX+81-152-45-3889