学校利用のおすすめ 利用手順
北方民族博物館でできること
展示の観覧・・・展示室での実物資料や映像、説明パネルの観覧
情報検索ボックスの利用・・・ロビーや展示室に設置された機器による情報検索
図書・ビデオの閲覧・・・北方諸民族の文化に関する図書やビデオなどの利用
オリエンテーション・・・展示内容全般の説明
レクチャー・・・解説や映像資料の紹介、ものづくり
先生のための北方民族博物館活用術もご覧ください。
北方民族博物館と学習課題 北方民族博物館の展示内容は、次のような学習課題と関連しています。
「国際理解」に関する課題
北欧諸国、ロシア、カナダ、アメリカなど、北方の国々に住む先住民の歴史や文化の学習をとおして国際理解を深めることができます。
「環境」に関連する課題
狩猟、漁撈、採集などを生活手段としてきた北方諸民族は、動植物の乱獲を避け、「環境に優しい」暮らしを実践してきました。北方諸民族文化の理解をとおして、生態系の保護や地球環境に対する考えを深めることができます。
「福祉」「人権」に関連する課題
北方先住民は、ほとんどの場合国家のなかで少数民族(マイノリティー)となっています。北方諸民族の歴史や現状を学ぶことによって、先住民、少数民族の福祉や人権の問題を考えることができます。
「地域の特色」に応じた課題
北海道のアイヌ文化、オホーツク海沿岸でみられたオホーツク文化、サハリンから北海道のオホーツク海沿岸に移住したニブフ、ウイルタ、サハリンアイヌの文化など、北海道やオホーツク海沿岸地域に関連した文化について学ぶことができます。
事前打ち合わせ
担当の先生は、児童・生徒が博物館でより楽しく、効果的な学習ができるように、ぜひ事前に博物館と打合せを行って下さい。博物館では印刷物や各種メニューを用意し、できるだけ学校のご要望にお応えできるようにしております。また、学習目的にあわせて「こんなこともできないか」というようなことがございましたら、遠慮なくご相談ください。
申し込み
計画ができましたら、細部がきまっていなくても、まずは博物館にご連絡ください。そして最終的に日程、人数、引率者がきまりましたら改めてお知らせください。申し込みについてはこちらをご覧ください。
事前学習
博物館と打合せをおこなった後、観覧前に次のことをご指導ください。
・何のために北方民族博物館へ行くのか
・北方民族博物館で何をするのか
来館
ご来館になりましたら、受付で、申し込みをしている学校であることをお話ください。事前にご連絡をいただいている場合はお渡しするものを用意してあります。また、担当者が対応いたします。
事後学習
博物館での学習を、その後の学校での学習にお役立てください。
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