平成23年度(2011)
20周年記念企画展 北方民族博物館20年のあゆみ
【会 期】 平成23年4月23日(土)〜6月26日(日)
【会 場】 北方民族博物館特別展示室
【主 催】 北海道立北方民族博物館
【内 容】 1991(平成3)年2月に北方民族博物館は開館しました。20年の節目を記念し、これまでに開催した特別展のポスターや印刷物、特別展で使用した資料、講習会等の写真、解説員の歴代制服等を展示し、あゆみを振りかえります。
実物資料100点、写真80点ほか
【観覧料】 無料
担当 橋利雄(博物館課)、中田篤(学芸グループ)
移動展 旭川市博物館・北海道立北方民族博物館共催企画 旭川市博物館第62回企画展
イヌイトの壁掛け〜 カナダ極北のあったか手仕事
【会 期】 平成23年4月29日(祝・金)〜5月29日(日)
【会 場】 旭川市博物館(旭川市神楽3条7丁目旭川市大雪クリスタルホール内 0166-69-2004)
【主 催】 旭川市博物館、北海道立北方民族博物館
【観覧料】 一般300(240)円、高校生200(160)円、中学生以下無料
担当 旭川市博物館、笹倉いる美(学芸グループ)
第26回特別展 ウイルタとその隣人たち〜サハリン・アムール・日本 つながりのグラデーション
【会 期】 平成23年7月16日(土)〜10月16日(日)
【会 場】 北方民族博物館特別展示室
【主 催】 北海道立北方民族博物館
【観覧料】 ◇特別展 一般450円 65歳以上300円 高大生150円 小中学生無料
◇常設展・特別展セット 一般700円 65歳以上300円 高大生240円 小中学生無料
【内 容】 サハリン島で暮らしてきたウイルタの文化と歴史を、周辺民族との関わりの視点から、当館が所蔵する約120点の資料で紹介します。
ウイルタは人口がわずかな民族です。祖先は大陸からわたってきたと考えられています。その後、採集、狩猟、漁労とトナカイ飼育を行って暮らしてきました。
サハリン島にはウイルタの他に、樺太アイヌ、ニブフの人たちが暮らし、さらに対岸のアムール川流域には、同じ系統の言葉を話すツングースの諸民族がおり、ウイルタはこれらの人びとと関わりをもってきました。そのため文化要素の中にはこうした諸民族との共通性があります。
19世紀になって北からロシア人が、南から日本人がこの島に入ってくると、ウイルタの生活は大きく変化します。また一方で、独特の文化を保ち続けてもきました。ここには、ウイルタのたくましさと柔軟性をみることができます。
第二次世界大戦後は日本に移住してきたウイルタもおり、特に網走との縁が深まってゆきました。
リーフレットpdf
【協 力】 ウイルタ刺繍サークルフレップ会、中村和之氏、津曲敏郎氏、山田祥子氏、ビビコワ=エレーナ氏、フェジャエワ=イリーナ氏
主担当 笹倉いる美(学芸グループ)
ロビー展 原ひろ子写真展 カナダ・極北の先住民:半世紀前の記録から
【会 期】 平成23年11月1日(火)〜12月18日(日)
【会 場】 北方民族博物館特別展示室
【主 催】 北海道立北方民族博物館
【内 容】 今からちょうど50年前、大学院生だった原ひろ子氏は、カナダ極北地域の先住民・カショーゴティネの人びとのなかで、文化人類学の調査を行いました。狩猟採集を中心とした1960年代前半の彼らの生活を、当時の写真で紹介します。
【観覧料】 無料
【関連事業】 「狩猟採集民から学ぶこと−カナダ・極北の先住民の文化と社会」
平成23年11月6日(日) 午前10時〜11時30分
講師 原ひろ子氏(城西国際大学教授)
主担当 中田 篤(学芸グループ)
企画展 ミニチュアでみる世界の台所事情
【会 期】 平成24年2月4日(土)〜4月8日(日)
【会 場】 北方民族博物館特別展示室
【主 催】 北海道立北方民族博物館
【内 容】 今回展示される住居・台所模型の製作者である建築家・宮崎玲子さんは、建築設計の余暇に世界各地の伝統的住まいを調査されてきました。なかでも、食事をつくる場所である台所のあり方は、各地の環境や歴史、文化を反映する空間として、興味が尽きないと述べられています。今回展示する模型は、現地調査をもとに実物の10分の1で作られたものです。多様な台所の世界をご堪能ください。
全24点の模型を展示します。
【観覧料】 無料
【協 力】 宮崎玲子氏・宮崎勝弘氏
【関連事業】 講話とギャラリートーク「世界の台所事情」
日時 平成24年2月4日(土) 午後1時30分〜3時
会場 北方民族博物館講堂
講師 宮崎玲子氏(建築家・当館研究協力員)
聴講無料
主担当 渡部 裕(学芸グループ)
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